最大のリスクマネジメントは「未然防止」と言われています。
そのためには、不正をさせない仕組み作りが重要ですが
そこで満足してはいけません。
仕組み通りに運用するかどうか、すべては「人」にかかってきます。
部下自身が主体的に決められたルールを守るよう、育てていきましょう。
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管理職であれば、部下に対する「指導育成」は仕事。
仕事であれば、当然成果が求められます。
ただ、目に見えたり数値ではかれるものではないこともあって
期限の迫った仕事や、達成しないといけない数値目標に注力してしまい
ついつい後回し、手つかずのまま~ということが起こりがちです。
ですが、そのツケは必ずボディーブローのようにじわじわ効いて
重しとなってのしかかってきます。
そんなに難しく考えなくて構わないのです。
まずは、部下が何を考えているのか、何をしているのか興味を持って
目を向けてみてください。
感じたこと、疑問に思ったことがあれば、質問してみてください。
完璧を目指さなくても構いません。(逆に完璧はあり得ません 笑)
コミュニケーションは「質」より「量」を心がけて
今、できることから始めてください。
人を育てるのはとても難しいことです。
これさえしておけば正解という確たるものはなく
100人いれば100通りの育て方があり、さらに日々、最適が変わります。
ですが、悩みに悩んで、考え抜くことで、育てる側も必ず成長します。
指導育成を通じて、共に成長させてもらえているという
感謝の気持ちを常に持っておきましょう。
尊重が人間関係のベースです。
人在・・・ただそこにいるだけの人となるか
人罪・・・存在そのものが罪というマイナスの存在となるか
人財・・・プラスを生み出す宝のような存在となるか
本人の努力はもちろん必要ですが、上司がその鍵を握っています。
あなたは部下をどのような人材に育てたいですか?
管理職基本の「き」第2弾です。
業務をどのようにマネジメントするかをテーマに
上司から見たPDCAサイクルと報連相のあり方を取り上げました。
新しく管理職となった多くの方が考え違いをしてしまうのは
これまでと同じ仕事を、ひたすら一生懸命に、時には部下の分までカバーして
今まで以上にバリバリ働いてしまうことです。
一見、良いように思えますが、これは実は罪深いこと。
裏を返せば
管理職に求められることを正確に把握できておらず
よく分からない「マネジメント」なんかに手をつけるより
慣れている仕事なら失敗しないし、もちろん気分的にも楽で
とりあえず手一杯にさえしておけば、何も言われないだろう
…という心理が無意識に働いているとも言えるからです。
上手に指示を出し、やる気にさせ
目をかけ、声をかけ、手をかけ、援助しながら部下に仕事をさせ
仕事を通じて次の自分を育てていきましょう。
毎年、3月から4月にかけては新入社員研修シーズンでとても忙しく
花見もできないまま、気づいたらツツジが咲き初めていたりしますが
今年は新型コロナウィルス感染拡大により、研修が相次いで中止となっています。
私は講師として、今年で24回目の春シーズンを迎えましたが
こんな状況はいまだかつてありませんでした。
今春就職される皆さまにとっては
卒業式も中止となったり、実施の場合も規模は縮小
入社式は行わない企業もあるなど
なぜ今年に限って…と悔しい気持ちでいらっしゃるのではと思います。
その上、先輩方は経験している新入社員研修も受けられないというのは
ほんとうに心が痛みます。
このような状況ではありますが
新入社員の皆さまが少しでも不安なく、また希望をもって
社会人としてのスタートを切れますように
お手伝いさせていただきたいとの想いを一層強くしています。
予告どおり、3月より管理職向け連載がスタートしました。
仕事マナー 基本プラスαが始まった時からの念願叶って喜びもひとしお (^-^)
初回と言うことでテーマは「役割と心構え」です。
ただ、想定した対象は幅広く
・パート、アルバイトだけど、管理運営を任されている
・キャリアが長いので、新人を教える立場
・いずれ、近い将来、管理職になる
そんな方々にもお役に立てるような内容にしていきたいと考えています。
上司3日で部下3年という言葉があります。
部下は上司を3日で見極めるのに対し
上司が部下を見極めるのに3年もかかる~という意味ではなく
縁あって自分の部下になった者を、すぐにダメと決めつけず
あの手この手のもう一手で粘り強く諦めずに育てましょうということです。
真摯さはごまかせません。
仕事にも、部下にも、そして自分自身にも真摯に向き合って
あなたらしい管理職を目指してください。
「職場実習付き職業訓練」を実施され、弊社も何かとお世話になっている
有限会社ナカノジョイントカンパニー様からのご紹介で
1月29日~2月26日まで越智 慶子さんを実習生としてお迎えし、
1ヶ月にわたり、各課の業務および研修現場への同行等体験していただきました。
1ヶ月もの長い間、実習生を受け入れたのはキャップとしても初めての事で
担当者を始め、各課 課長、課員等も少々緊張気味のスタートでした。
でも終わってみれば、各課の仕事が進んだことはご想像の通りですが
真面目で控えめでおしとやかな越智さんが運んできてくれた
新しい風、若いパワーに 癒され、若返らせていただきました。
4月から新たな職場でご活躍されることをお祈りしております。
👆前列中央が実習生の越智さんです♬