私どもでは、会社設立当初より親会社であるDCMダイキ(当時はディック)の研修に
携わっています。
店長や副店長参加の会議においても「CS(顧客満足)」をテーマにした研修を実施していますが
先日、DCMダイキの子会社である「ホームセンターサンコー」の研修のため熊本へ伺いました。
(店舗は「DCMダイキ」として営業しています)
地震発生直後は、店舗の商品や建物の被害も甚大で目を覆うような惨状だったそうですが
まさに震災の当日から、市民の皆さまのために店を開けていたとのこと。
それは震度7を2度観測した益城町から、なんと車で15分という店舗も同様で、
来店されたお客さまからは、口々に感謝の言葉をいただいたと聞き
同じ被災者でありながら、地域のお客さまのため奮闘した社員の姿に胸を打たれました。
研修は、震災からちょうど三ヶ月の7月14日、市内にはまだまだ震災の爪痕が残っていて
そんな中、いたるところに「がんばるばい」「負けんばい」との垂れ幕が見られ…
熊本の底力を感じつつ、でもあまり頑張りすぎないで、と感じた次第です。
研修の内容はもちろん「CS実践」、ロールプレイングでは明るく元気な挨拶の声に
さすがお客様対応のプロ!と安心しました。
加えて「メンタルヘルス」の内容も盛り込み、自身はもちろんのこと、管理職として
チームが最大の力を発揮できるよう、目配り、気配り、手配りの必要性についてお伝えしました。
~ 震災にあわれた皆さまが、いちにちも早く日常が取り戻せることを願っております ~